とっても働き者でした。
オープン当初から使ってたコーヒーミル。
義父から譲り受けたもの。
何杯のコーヒーを挽いただろう。
時々、焙煎士のソルトコーヒーさんに
メンテナンスしてもらいながら
来る日も来る日も挽き続けた。
そしてある日突然
役目を終えた。
ご苦労様でした。
ありがとう。
今日もアターブルでは
バトンを引き継いだ
ちょっとピカピカの二代目くんが
「ガー」っと先代よりスマートな音をたてて
仕事に励む。
昔、喫茶店のマスターだったことのある
義父の淹れる珈琲が
私にとっては
一番美味しくて目標の珈琲。
そのまろやかな味に近づけるように
日々精進である。