賑やかなまつりのあとは
静かな日常が戻ってくる。
家から数分で
こんな緑に出会えるとは
なんて幸運だろう。
さやさやと木々の間をそよぐ風の音。
深く深く呼吸をする。
今日はスタッフなおちゃんと石井さんに
お店をおまかせして、
私は片付けと休息を頂いた。
この本の完成を見届けて旅立った
詩人の一生がぎゅっと詰まった一冊。
やっと頁をめくることができた。
自由とは、どこかへ立ち去ることではない。
考えぶかくここに生きることが、自由だ。
樹のように、空と土のあいだで。(空と土のあいだで より)
詩人の言葉は
私の今日にも生きている。
そして樹に会いに
言葉を胸に
森を歩こう。
雨の日もまた
よきかな。