四十路も中盤になり
人生も折り返しを過ぎ
日々が駆け足で過ぎていく。

この折り返しまでの日々は
自分で選んだやりたいと思った事の多くが
やるべきことに変わり
それに追われるような
そんな毎日が続いた。
全力で走って、エネルギーが切れる
その寸前で、
乾ききった状態で
ごくごく水を飲む。
または、ご褒美という名の
人参をぶらさげて
これが終わったら、クリアしたらと
追われながら、自分を追い込む。

そんなやり方は長く続かないと
多くの先人も、そして自分自身も
気がついていた。

OUTしすぎて、空っぽになっていく自分。
INすることを懇願しながら
いつもどこかそのカラカラした状態を
怖がっていた。

それがここ最近、変わってきた。

OUTにではなく、INに意識を持っていく。
エネルギーを補給するのだ。
出して入れる から
入れて出す に。

入れて満たされると
自然に出る。

そしてそこに生まれるのは
ありがたいなという
感謝の気持ちだ。
感謝はするものではなく
湧いてくるものだと
先日友人が言っていた。
愛も同じだなと思った。

体は神様からの借り物だ。
大切に使おう。
私という魂が、お借りしている
この体の操縦の仕方を
人生の折り返したところあたりで
ようやく覚えてきた感じ。
後半戦は、きっと
見える景色が穏やかだろう。

やっていることは同じでも
順番が変わるだけで
ずいぶんと楽になった。
そして楽しい。
普通の毎日がしあわせだ。
こんなことしたいな
作りたいな
自然に浮かんでくる。
死ぬまで成長なんだという
先人の言葉を
おまもりにして。

たくさんINして
OUTします。
感謝とともに。


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