冬が好きな理由は
いろいろあるけれど
様々な色を見せてくれる
空もそのひとつ。

たとえばこんな夕暮れ。

西の空に駆け足で沈む夕暮れを
追いかけて
ふと振り返ると
東の空は
もうとっぷりした夜が始まる。

英彦山からみた夕暮れ。
なんだか神様の領域に
少し足を踏み入れた気分。

どんなに慌ただしくとも
空を見上げると
少しだけ時計の針が
ゆっくりと進む
そんな気がする。

そしてかならず
頭上には
誰の上にも
どんなときも
それは在るのだから。


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