五月も残り数日となりました。
やっとパソコンにたどり着きました・・・
一週間前の出来事がはるか遠い昔の事の様に感じる、
そんな毎日です。
先週のお休みは、浮羽の野上邸であった、友人の演奏会に
行ってきました。古民家でピアノとチェロとバイオリン。
シューマンは、優しくそして切なく。(娘は途中で
本気に眠っていました・・・)とても心地よかったです。
美しい棚田や、緑色のグラデーションにも心を奪われ、
帰りに食べたお蕎麦も美味しく。
帰途の車内から見上げた三日月が、とてもきれいでした。
その三日月からどんどん膨らんでいく月の日々、
お店ではいろいろな方との出会いやお話しを楽しませて頂いてます。
娘は小学校にも慣れた様子で、変わったことといえば、
男の子から「名字の呼び捨て」をされ、娘も名字で呼び返すように
なった事かな(笑)。かなり「女子」になってきました。
私は仕事の合間や夜、読書か映画の日々が続いています。
先日お話しした大手拓次の詩集が届き、いつも手元においています。
その本の解説に「萩原朔太郎が拓次に宛てた手紙に『あなたの詩を読むのは
香水のにほひを嗅ぐような気持ちがする。・・・あなたの詩の香気は
日本語というよりむしろふらんす語に近いものだ』と書いてありました。
そう、そう感じていたのよ、私も(笑)。
大好きでいつも身近においてある本がもう一冊あります。
レイチェル・カーソンの「センスオブワンダー」。
  もしもわたしが、すべての子供の成長を見守る善良な妖精に話しかける
  力をもっているとしたら、世界中の子供に、生涯消えることのない
  「センスオブワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を
  授けてほしいとたのむでしょう。
この本は、私にとって聖書のような本です。10年くらい前に出会って、
いつも手元にあります。この本は今日のような風の気持ちいい夜に
窓辺で月明かりの下、静かに読むのに最適です(目は悪くなりそうですが・・)。

今日は話が止まりません(笑)。
今朝は娘の学校で行われている「絵本の読み聞かせ」のお当番で、
二冊の絵本をどきどきしながら読んできました。
仕事前のほんの少しの時間を、とても満たした時間にしてくれます。
そして、今日、とても嬉しいことがありました。
「ことりちゃん」のお話しを。
ことりちゃんは小学生です。(ちっちゃいので1年生かな?)
お店の前が通学路らしく、毎日みかけます。
店の前にはベンチがあるのですが、ときどきそこで休憩したり、
お友達とお店の方をのぞいたり(もぐらたたきゲームみたいに
ひょこひょこ顔を出すのです)。
私も気づいたときは、カウンターから変な顔をして見せたり、
「わっ!!」という顔をしてびっくりさせたり。
いつも決まって、お友達とけらけら笑いながら駆け抜けていきます。
今日も視線を感じて、窓の方を見ると、ことりちゃん。今日はひとり。
いつものように「ひょこひょこのぞき」と「へんな顔」を楽しんで。
そして、ことりちゃん。持っていた制帽の中から、さっき摘んだであろう
うすい桃色のお花を、窓辺にそっと置いて、
にっこり笑って、駆け抜けていきました。いつものように。
私が外に出て、見たことりちゃんの後ろすがたのかわいかったこと。
その後、ことりちゃんの置いて行った、小さなお花を手にしたとき、
とってもとっても、幸せな気持ちになりました。
寄り道上手なことりちゃん。そんなことりちゃんにこれからも
寄り道してもらえるように(笑)、そんなお店でありたいなと
心から思いました。
私は、今日のお花のお礼をどうやってするか。小さな貝殻に
ちいさなお手紙を添えて、ことりちゃんの帰る時間くらいに
窓辺においておこうかなぁ・・・などなど、わくわくしながら
考えています。

梅雨のにおいがします。今日みたいに晴れの日でも空気が少しだけ重い。
月末、月初め、慌ただしいですが、
みなさま健やかにおすごしください♪

写真は野上邸。とっても素敵なところでした。